ホテル 海望のわくらむすび 田んぼの神様のお茶漬け

能登の文化を知ってもらいながら、能登の食材の豊かさを味わってもらいたい。

奥能登には昔から五穀豊穣を祈って田の神様に感謝し、田んぼが休みに入る冬の間は、神様を家に招き入れて家族でもてなし、一緒に年を越すという風習がある。
「田んぼの神様のお茶漬け」はまさにこの地に根付いた文化と地元の食が味わえるおもてなしだ。主役であるおむすびには金箔をかけて、石川らしさと米への感謝の気持ちが込められる。そこへ能登の寒鰤の柔らな身、彩りのよい能登むすめ大根、自家製梅干し、柚子をお好みでのせて、いしるの入った鰹出汁をかける。田の神様の話を知ると、こうして地のものを好きなようにのせてゆく所作すらも不思議とお米を敬う気持ちにさせられる。添えられた小鉢の中島菜漬けは、まろやかで苦みが少ない揚げ浜塩田の塩で漬けられ、これもまたお米によく合う。
「能登の文化を知ってもらいながら地元の食材を味わってもらえるようなわくらむすびにしたい。」その思いから生まれた、濱中流わくらむすび。
ここで出会ったのは、地物の味わいと美しさ、そして能登の人々の心に宿る田の神様への感謝の心。当たり前にある豊かさの有り難さだ。お米一粒にも手間ひまかけて作られた愛情の詰まった味があることに、はたと気付かされる。

Learn about the culture of Noto and enjoy the richness of the local food.

In Oku-Noto, there is a winter tradition known as “Aenokoto”, where people invite the god of rice fields to their houses and show hospitality to pray for an abundant harvest. Chef Hamanaka would like the diner to know about this traditional culture and enjoy the local foods of Noto through his Wakura Musubi – a rice ball with a sprinkling of gold leaf, topped with soft yellowtail, the Noto Musume radish, Umeboshi, and Yuzu in the bonito broth. Feel people’s gratitude to the god in the grains of rice that the people in Noto go to great effort to produce.

料理人 浜中守 Chef Mamoru Hamanaka

料理人 浜中守 Chef Mamoru Hamanaka